d.display

名称

d.displayマップの閲覧や最終的に生成されたマップを表示するメニュー方式の対話形表示プログラム (GRASSディスプレイプログラム)

書式

d.display

解説

GRASSプログラムd.displayは、マップをグラフィックモニターに表示し、印刷のために最終的なマップ製品を準備するために用いられる。 最初にd.eraseを実行することが得策である d.displayを実行する前に、画像を準備しなさい。 d.displayコマンドを実行すると、DISPLAY MAIN MENUがモニターに表示される。 以降d.displayメニューのオプションは、ポインティングデバイス(マウス)を使用することで選択できる。 マウスのカーソルを必要なメニュー選択の上にもっていき、マウスのボタンを一度押すだけである。

d.displayは、ユーザーがメニュー方式および非常に対話形の環境の様々なGRASS表示機能にアクセスすることを可能にするマクロである。 d.displayを通してアクセス可能な関数のほとんどは、このプログラムとは無関係に、下の参照セクションにリストされたGRASSディスプレイ(d.)コマンドの実行により動かすことができる。 しかし、多くのケースにおいて、これらのd.コマンドはd.displayメニューを通して可能なオプションよりも大きな柔軟性を与えられる。 例えば、d.display label fileオプションはd.label コマンドをデフォルト値で実行する。 コマンドラインからd.labelを直接動かしているユーザーは、テキストサイズとフォントと同様に、具体的なラベルバックグラウンドとテキスト色を規定する選択肢を持っている。 d.displayを通してlabel fileオプションを実行しているユーザーは、これらのオプションを指定できない; 代わりに、デフォルト値が使用される(d.label のデフォルト値の使用の項を参照).

d.displayツールは、そのオプションで試すことにより最もうまく理解できるだろう。 これらの関数の詳細については個々のd.および他のコマンドを参照すること。

ユーザーはDISPLAY MAIN MENUから現在のregionの設定も修正できる。 マウスを使用することによって、ユーザーは、表示されたラスターマップレイヤーzoom inによって選択された、より小さな地理地域を作成することを選ぶことができる。 いったんユーザーが、マウスを使用してこのエリアのコーナーを定義すると、スクリーンにより小さいエリアが拡大されて、再プロットされる。 ユーザーは同様に、zoom outを選ぶこともできる。 このケースにおいて、ユーザーは、現在の地理的地域を作り、スクリーンの中心を表示することを望む時、マウスを使って縮小するマップの部分を指し示す。 より大きいマップが再プロットされて、表示される。 最後に、ユーザーは、GRASSコマンドg.region.を使用してキーボードから地域のコーナーのための地理座標を入力できる これは、type coordinatesオプションを選ぶことによって実行される。

メインメニューは、10秒の間メインメニューを隠すオプションもユーザーに提供する( 10 secondsのためのhideメニュー)。

d.displayコマンドは、現在のデバイスが把握しているグラフィックコマンドd.displayにより生成されたGRASSグラフィックコマンドを変換するプログラムと連携して動かされなければならない。 このデバイス機器はたいていグラフィックモニターである。 ほとんどのシステムにおいて、ユーザーは、d.displayからこの他のプログラムを別々に(そしてそれに先がけて)起動することを要求される。 そのようなケースにおいて ローカルに定義されたプログラム 通常monitorが使用される(GRASSmanagerをみよ)。 (例えば、MASSCOMPマシンにおいて、d.mon プログラムは、グラフィックモニターのフォアグラウンドにおいて実行する。 SUNマシンでは、d.monプログラムは、どのような端末からでも開始することやバックグラウンドで実行することができる

d.displayはプログラム出力を現在のグラフィックフレームに送る(デフォルトでは、ユーザーにより修正されない限り、すべてグラフィックスクリーンに設定されている)。 d.displayによってグラフィックモニターをより小さなディスプレイフレームを作成選択するために、d.frameを使用できる。

$GISBASE/scripts以下にあるGRASSマクロ3d.view.shを例に、どうしたらd.displayがシェルスクリプトを用いたマクロとして作成可能かみてみることにしなさい。

参照

d.displayのようなマクロの例として$GISBASE/scripts以下の3d.view.sh、あるいは slide.show.shを参照。

d.3d d.colormode d.colors d.frame
d.label d.legend d.measure d.mon
d.rast d.scale d.sites d.vect
d.zoom g.region d.menu v.digit

著者

James Westervelt,U.S. Army Construction EngineeringResearch Laboratory

Last changed: $Date: 2002/01/25  05時45分32秒$

翻訳者

KANEDA Akihiro (akaneda@nabunken.go.jp)

Last changed: $Date: 2003/08/20  23時11分40秒$