名称

v.transform - バイナリベクトルマップレイヤーを, ある座標系から異なる座標系に変換する。
(GRASSベクトルプログラム)

書式

v.transform
v.transform help
v.transform [-y] input=name output=name [pointsfile=name]

解説

このプログラムは、スキャナーやデジタイザの(x,y)座標の ベクトルファイルをインポートするためや、これらをUTM座標系に変換する ために使用されている。

オプション

フラグ:

-y
標準の出力への誤差あるいは他の情報の印刷を抑制する。

パラメータ:

input=name
変換されるバイナリベクトルマップレイヤー名。
output=name
(変形された)結果のバイナリベクトルマップレイヤーに割り当てられる名前。
pointsfile=name
以下のように与えられた変換ポイントを含むファイル名。 このファイルもしくはユーザーカレントディレクイトリ内に位置する ものに割り当てられる完全なパス名を与えなさい。
ユーザーは、コマンドライン上でパラメータ値を設定すれば、 (オプション的に、フラグを設定)プログラムを非-インタラクティビティに実行できる。

もしユーザーがv.transform を コマンドライン上でプログラム引数なしに実行すれば、 プログラムはユーザーに入力を要求するだろう。 プログラムはユーザーに、変換ポイントを2セット要求する。 はじめの一つは入力マップの座標系を入力し、 二つめのポイントのセットは、変換するマップの座標系での 地理的なポイントに対応するようなポイントを意味する。 ユーザーは変換が正確に実行できるようにポイントの各セットについて 4〜10項目を入力しなければならない。

ユーザーが両方のポイントセットを入力後、 プログラムはresidual mean average (RMS)として与えられたポイントの変換割り当てエラーの総計を示す。 (縮尺1:24,000のUTM座標系におけるRMSの許容値は、だいたい1.2から2.4(メートル)である。) その後、変換RMS値が許容可能かどうか尋ねられる。 ユーザーがRMSを許容したのち、v.transform はバイナリベクトル(dig) マップを 変換し、それらを属性(dig_att) ファイルを指定した座標系に割り当てる。

出力マップ上でv.support を実行することを忘れてはならない。

v.transform を使用して、別の座標系へのマップを改正する場合、 ユーザは4〜10ポイント間の座標値を指定するべきであり、 また入力の座標系および出力マップの両方の中でこれらを提示するべきである。 2組の座標値は、v.transform で対話的に入力でき、 また、pointsfile オプションとともに コマンドラインを利用して指定されたファイルから入力することも可能である。 pointsfile オプションは、 ユーザーが同じ座標変換を再度入力する必要性を省力するので、 同じ地理的領域内のいくつかのマップの 変換を必要とする場合に特に有効である。

ポイントファイルは、4つから10つのラインを含むだろう; 各ラインは、入力マップの変換ポイントの座標セットと出力マップに対応する座標セットにを含む。 変換を実行するためのライン数の最小値は、4つである。

pointsfile ファイルのフォーマットを以下に示す: The format of the pointsfile file is shown below:

 Input Map   Output Map

 x       y   x        y
 x       y   x        y
 x       y   x        y
 x       y   x        y
上に示したフォーマットで、xy は東経と北緯として考えられ、ユーザーが変換する 座標系に依存する。

pointsfile ファイルの一例:

 1       1       589000   4913000
 1       17000   589000   4930000
 17000   17000   610000   4930000
 17000   1       610000   4913000
pointsfile ファイルにおいて、ライン上の数字は タブか空欄でスペースを設けなければならない。 上記の例では、デジタイザ座標のマップ(1から18000の範囲)から Spearfishサンプルデータベースロケーションに合致する UTMゾーンのUTM座標系に変換している。

このpointsfile ファイルは、 ユーザーの常用のGRASSデータファイルではないため、 ユーザーはシステム上でこのファイルがどこにあるか検索しなくては ならないだろう。 変換ポイントを入力するためにコマンドライン上でpointsfile を 使用するときは、プログラムはベクトルファイルと属性ファイルを変換する前に 全てを許容するか否か問うことはない。

ユーザーはこのプログラムを指定変換座標セット対話的に実行するために助言される。 ユーザは、変換座標の特定のセットでこのプログラムを対話式に実行し、 かつ変換精度を (つまり、両方の座標系中の既知の値を備えたポイントを取り上げる) 決めるために生じる許容値を検査するように助言される。 許容値が受理可能であるばあい、それらの変換座標は、 同じ地理的エリアの他のマップを変換するために 非対話式に実行されたプログラムと共に使用することができる。

警告

これは一般的な目的のプログラムで低い誤差を与えるように誤魔化すことができる。 どんな変換されたマップでも正確性があるかチェックすることを強く示唆される。 プログラムは座標系が平面で、負の値で試行されていないことを仮定している。

このプログラムがStatePlaneからUTM座標へマップを変換(逆もまた同様)するために 使用され際には、ユーザは次のポイントに気づいているべきである。 このプログラムは、トランバースメルカトル投影法のState Planeゾーンで実行したほうが より機能的に実行する。 それらはイリノイのように、州を垂直に分割するそれらの州ゾーンを持っている州である。 それらはウィスコンシンのように、州を水平に分割するそれらの州ゾーンを持っている州である。 そのエリアが、比較的小さく変形させられておくことがさらに最も良い。

参照

v.digit
v.support

著者

Michael Higgins, U.S. Army Construction Engineering Research Laboratory

Last changed: $Date: 2002/04/03 09:19:40 $

翻訳者

YAMAGUCHI Hiroshi(yamahiro@nabunken.go.jp)

Last Changed: $Date: 2003/09/09 09:25:00$